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第121話「時間外労働の削減・抑制への取り組みは77.6%」

2011年10月12日

日本経団連は9月29日、「2011年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果」の
概要を発表しました。
以下に調査結果のポイントを記載します。

■労使交渉の有無にかかわらず、過去 1 年の間で雇用の維持・安定に向けた取り組みを
行った企業は、85.5%(昨年 89.1%)

・1993 年の調査開始以来、昨年に次いで、2番目に高い水準となります。

・ 具体的な取り組みとしては、

  「時間外労働の削減・抑制」(77.6%)、

  「年次有給休暇の取得促進」(57.1%)、

  「配置転換、出向、転籍」(32.1%)

     などが挙げられています。

   

■海外現地法人の経営者候補の育成として、現在は

  「本社への出張・赴任、交流プログラムの実施」(72.4%)

 を行う企業が多いが、今後の検討課題では

  「海外現地法人の経営者として求められる人材要件の明確化」(52.4%)、

  「経営幹部候補に対する個別の育成計画策定」(42.3%)、

 を掲げる企業が多くなっています。

 ・ 上記のほか、

 「現在の取り組み」では選択率が低いものの、「今後の検討課題」として選択率が高か
 ったのは、

  「世界共通の人材情報データベースの構築」(37.1%)、

  「世界で統一した評価基準の設定」(30.0%)

 となっています。

   

■高年齢者雇用について、仮に希望者全員の 65 歳までの継続雇用が義務付けられた
場合 の対応として、53.2%の企業が

  「継続雇用者の処遇水準の引き下げ」を選択を、

また、約4割の企業が「若年者の採用数の縮減」を行う用意があります。

・「継続雇用者の処遇水準の引き下げ」の選択率は、従業員 500 人以上の企業は

「48.4%」であるのに対し、従業員 500 人未満の企業では「73.3%」に上り、規模が

小さい企業ほど、処遇水準の引き下げを行う意向が強いことがわかりました。

  

■その他

・当該調査は、1969年より毎年、今後の政策立案の際の資料として活用することを
目的とし実施しています。

・調査対象は、(社)日本経済団体連合会会員企業および東京経営者協会会員企業
(計 1,883 社)の労務担当役員以上のトップ・マネジメントです。

  

以上



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