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第191話 「日本とアメリカにおける女性雇用をみる」

2017年2月 7日

立命館大学の筒井淳也教授の研究によると、女性の雇用セクタ-別職業構成は日本とほかの先進国では大きな違いがあるとされている。
例えば、民間企業における日本女性の仕事の特徴は、
           事務職 → 30.85%
           サ-ビス、販売職 → 30.45%
が多いが、アメリカ女性の場合は
           事務職 → 19.34%
           サ-ビス、販売職 → 16.36%
程度と低く、
           管理職 → 14.62%
           専門職 → 16.95%
など、収入や生産性の高い職種に就く女性が多くいるのが日本との大きな違いとなっている。

仕事と家庭の両立という意味ではアメリカの方が法整備は遅れていて、全国レベルでの産休育休制度はない。そのような中で日本よりずっと女性活用が進み、管理職の半分を女性が占めるまでなったのは、生産性の高い仕事に女性が就いているという事実と、アメリカの多くの組織は日本に比べて性別や人種によらない能力発揮や均等待遇を重視しており、女性労働者についても育児支援よりも能力発揮の支援が優先されていると言える。
参考までに、男性の平均賃金に対する女性の平均賃金の比率ではアメリカが80%前半であるのに対し、日本は50%前半となっている。(アメリカ経済統計局、国税庁デ-タより)



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