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第90話 「契約社員の「平均年収」と「賞与実態」調査」

投稿日:2009年01月09日

東京都産業労働局(平成20年3月)

  1. 平均年収
    1. 平均年収は「全業種・全業務内容平均」379万円。
    2. 業務内容別平均年収
      「管理的業務」(556万円)がもっとも高く、「専門的・技術的業務」(483万円)がつづき、以下、「販売業務」(329万円)、「運輸通信業」(314万円)、事務的業務(308万円)と続き、「サービス業務」(287万円)となっている。
      業種別平均年収
    3. 高い順に「情報通信業」(507万円)、「金融・保険業」(456万円)、「製造業」(430万円)となっている。
  2. 賞与実態調査
    1. 支給有無
      「全員に支給」(42.7%)が最も高く、「一部に支給」(14.8%)をあわせると57.5%となる。一方「支給なし」は35.4%を占めている。
    2. 年間支給額
      「全員に支給」の場合の年間支給額は、加重平均(※)で55.5万円となっており、「20~40万円未満」が20.9%でもっとも多く、以下、「40~60万円未満」(17.8%)、「100万円以上」(10.4%)、「10~20万円未満」(10%)となっている。
      ※契約社員全員に賞与を支給している事業所のみを対象とし(一部に支給している事業所は人数が不明のため除いた)、各事業所の契約社員数を加味して算出した加重平均。
    3. 業種別支給(平均を上回る業種例)
      業種別にみると賞与額が全業種平均(55.5万円)に比べて高い業種としては「情報通信業」(78.7万円)、「サービス業」(73.0万円)、「金融・保険業」(66.1万円)などがある。

調査方法等

  • 契約社員の定義:1日の所定労働時間、1週の所定労働日数が正社員とほぼ同じで期間の定めのある契約に基づき直接雇用されている者。
  • 平成19年10~11月の実態調査
  • 事業所数1003件(都内30人以上の事業所)

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