厚生労働省から発表された調査報告書のポイント
1.企業調査
従業員規模30人～300人以下(建設業、製造業は50人～300人以下)の中小企業11,782社の人事担当者に調査票郵送。
2.従業員調査
従業員規模30人～300人未満の中小企業で働く18歳～59歳までの常用労働者10,000人にWEB調査を実施。
3.結果概要
①「働きがい」「働きやすさ」と従業員の意欲・定着、会社業績との関係
従業員が「働きがい」「働きやすさ」を感じている会社では、従業員の仕事に対する意欲が高く、“今の会社に定着したい”と考える傾向があった。
さらに、“業績が上がっている”と回答する傾向も高かった。
②雇用管理制度等の実施と「働きがい」「働きやすさ」との関係
「評価処遇・配置」「人材育成」「業務管理・組織管理」「福利厚生・安全管理・精神衛生」に係る雇用管理制度等の実施が、従業員の「働きがい」「働きやすさ」を高める傾向がみられた。
③「働きがい」「働きやすさ」を高める雇用管理制度
“従業員の意見の会社の経営計画への反映”
“本人の希望ができるだけ尊重される配置”
“自分の希望に応じ、特定のスキルや知識を学べる研修”
“提案制度などによる従業員の意見の吸い上げ”
等が実施されている場合、共通して高い傾向がみられた。
※詳しくは「厚生労働省/働きやすい・働きがいのある職場づくり」参照
以上