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第168話 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 企業調査/労働者調査からのポイント

投稿日:2015年09月04日

独立行政法人 労働政策研究・研修機構
「労働時間と効率的な働き方に関する調査」/企業調査
「労働時間や働き方のニ-ズに関する調査」/労働者調査からのポイント(2412社、8881人)

①半数弱が今後、年間総労働時間を「短縮していく」と回答

   ・企業調査/年間総労働時間の今後の方向性について
       「現状どおりでよい」・・・49.2%
       「短縮していく」  ・・・45.7%

   ・企業調査/短縮の具体的な方法として(複数回答)
       「所定外労働時間の短縮」 ・・・79.7%
       「年次有給休暇の取得率引上げ」・・・47.2%

   ・企業調査/年間総労働時間を短縮していく理由として(複数回答)
       「働き過ぎを防止するため」 ・・・64.9%
       「仕事と家庭の両立など社会的要請となっているため」・・・58.5%
       「労働生産性を向上させるため」          ・・・58.3%

 ②労働生産性を高めるためには、業務上のムダの削減や業務配分のムラの解消等が喫緊の課題に

   ・企業調査/労働生産性を高めるために必要なもの(複数回答)
       「仕事内容の見直し(ムダな業務の削減)」       ・・・63.1%
       「仕事の進め方の見直し(決済プロセス簡素化、会議短縮化等)」・・・48.7%

   ・労働者調査/仕事の効率性を高めるために必要なもの(複数回答)
       「組織間・従業員間の業務配分のムラをなくす」・・・54.6%
       「人員数を増やす」             ・・・30.0%
       「仕事中心の職場風土や社会慣行を見直す」  ・・・26.2%

③現状は「仕事に重点型」が半数弱、理想としては6割弱が「仕事と生活のバランス型」を志向 

   ・労働者調査/仕事と生活のバランスは、現在の状態として
       「仕事に重点型」・・・47.6%
       「バランス型」 ・・・37.5%
       「生活に重点型」・・・8.5%

   ・労働者調査/仕事と生活のバランスは、理想として
       「仕事に重点型」・・・13.9%
       「バランス型」 ・・・59.8%
       「生活に重点型」・・・17.2%

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